★第1弾★前歯の審美治療による症例|福岡市西区の歯医者|昭和歯科医院

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症例

★第1弾★前歯の審美治療による症例

2019.08.01

皆さん、こんにちは。
福岡市西区の歯医者「昭和歯科医院」院長の木南意澄です。
ホームページをリニューアルしましたので、日常臨床の様子を定期的にアップしていきます。
できれば治療直後に示すBefore&Afterではなく、
ある程度、経過を追ったものを中心にしていく予定です。

 

今回は前歯審美治療の症例です。
治療後半年のメインテナンスで無事終了したので、第1弾として紹介します。

これがそのときの前歯部アップの写真です。

治療部位は側切歯、中切歯それぞれ2本ずつです。(前歯4本を治療)
治療した人工歯(セラミック)はもちろん、歯ぐきとの調和もとれ、審美的な状態を保てています。
半年しか経っていないので、当たり前ですが、順調であることを確認できました。

前歯の症例

■経緯

患者さんは24歳の男性、大学院生です。
2018年8月に不運なバイク事故で前歯を折ってしまいました。
当院は九州大学が比較的近いので、大学生のバイク事故で受診される人は多いです。
歯が折れたり、抜けたり、骨折したり、命があるだけましかもしれませんが、歯は元には戻りません。
私も車を運転しますが、お互いに気をつけなければならないといつも思わされます。
事故後、身体のけがで2か月ほど病院に入院していました。
入院先の病院歯科で応急処置を受けている状態でした。

上顎前歯3本が折れており、歯の神経を取る処置がされていました。
特に重症なのは右上側切歯(前から2番目の歯)で根元から折れており、歯の保存が危ぶまれる状況です。
また、左上側切歯は折れていませんが、衝撃により神経が死んだものと思われ、根っこの先に黒い影を認めました。
治療計画としては前歯4本の根っこの治療を行い、セラミックによる修復をします。

1番の問題は右上側切歯です。
予後不良と診断し、抜歯⇒インプラントという方法も考慮に入れました。
しかし、年齢が若いので10年でも長く自分の歯を保存してもらおうという方針で今回は保存することにしました。
まずは、感染根管となっている前歯4本の根っこの治療を行いました。
ラバーダム防湿下で、マイクロスコープを用いた精密根管治療になります。

右上側切歯は保存するために矯正的挺出という手法を用いました。
残根状態でこのままでは治療ができないので、根っこを骨の中から矯正で引っ張り上げます。
ワイヤーとゴムで2週間引っ張り、出てきたところで歯ぐきを元に戻す処置を行います。
これで、セラミック冠をかぶせる部分ができたので、予知性が上がりました。

土台の治療が終わったら、セラミックをかぶせたり、貼りつけたりする治療に移ります。
私が主に使用しているセラミックはE-maxというもので、2ケイ酸リチウムでできています。
非常に透明感があり審美的です。

また、強度も360Mpaと十分で割れにくく、歯としっかり接着する優れた材料です。
歯冠破折のある3本は完全にかぶせるクラウンタイプにします。
しかし、歯質のほとんどが残っている左上側切歯は可及的歯質を保存するため、ラミネートべニアタイプにしました。

この治療は前歯の審美治療なので、できるだけ天然歯を模倣できるよう作製しました。
若年者に特徴的な切縁の透明感を再現するためにポーセレンを築盛しています。

当院のセラミックは9割以上が院長である私が作っています。

■治療後について

2019年2月までしか治療には通えないということだったので、タイトなスケジュールになりました。
歯列不正を認めるので、本当は歯列矯正もできればベストでしたが、今回は前歯4本のみの治療となりました。
大変な事故でしたが、無事、自然な笑顔を取り戻せました。
それでも、天然歯(自分の歯)と比べると予後は不安定になります。
定期的なメインテナンスを続け、長持ちさせてほしいです。

 

治療期間 4か月  治療費 約100万円(4本分、今回は保険会社が負担)

 

昭和歯科医院では「患者さんの長期的な喜び」のために日々結果(治療)にこだわり診療にあたっております。
どんなに難しい症例であっても患者さんが満足できる治療を提供できるようスタッフ一同研鑽に励んでおります。
口腔内の悩みを抱えている方、長くメンテナンスを行っていない方など気軽にご相談・ご来院ください。
一生を見据えて「歯」について一緒に考えていきましょう。

 

 

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