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むし歯の進行と治療法⑥ C3について
こんにちは、昭和歯科の吉成です。
突然ですが今回からサブタイトルを入れてみることにしました。
何を書いてあるかタイトルからわかる方がいいと思ったのですがどうでしょうか笑
そんなこんなで次回に引き続きC2についての話です。
・むし歯とは(総論)→「むし歯の進行と治療法①」
・CO、C1について→「むし歯の進行と治療法②」「むし歯の進行と治療法③」
・C2について→「むし歯の進行と治療法④⑤」
・C3について→「今回」
・C4について
C3はこのような内容で話しています。
①C3の実際
②C3になったら
③抜髄と直接覆髄
今回は①②についてお話しして、次回③について話そうと思います。
①C3の実際
C3はどの様な状態か覚えていますか?忘れましたよね笑
C3はむし歯が神経まで到達した状態です。
写真では大きな黒い穴が開いています。
右のレントゲンでもむし歯が神経に達しているのがわかると思います。
むし歯(黒線)と神経(赤線)でマークしています。
②C3になったら
・何もしなくてもズキズキ痛みだす。
・熱い物で歯がしみる
C3になると神経が炎症を起こしてこの様な症状が出てきます。特に夜中などは痛むと言われています。
でもこのズキズキを放置するといつか痛みは無くなるんです。
それは神経が死んでしまうからです。治ったわけではありません。
痛みはないかもしれませんが、悪化しているので治療の成功率はかなり下がります。
なので上の様な症状が出たらすぐに歯医者にきてください!
治療はこの炎症を起こしている神経を取り除く必要があります。
次回はこのC3の2つの治療法について話していきます。