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九大生のあなたに

将来の歯のために今できること

将来の歯のために今できること

明るい未来を生きる九大生へ

当院では、九大生が社会人になって、歯の健康のことで困らないようにと考えた予防システムがあります。
皆さんは歯について、今まで深く考えたことがあるでしょうか。歯は、生活に大きく関係している組織です。今は若いので、歯で苦労したことはあまりないかもしれません。しかし、しっかり管理ができていないと、歳を取るにつれて歯を失い、食べることだけでなく、見た目、発音などにも影響を及ぼし、質の低い生活を強いられることになります。

歯の大切さをより理解してもらいたい

歯の大切さをより理解してもらいたい

学生の皆さんに歯の大切さをより深く理解してもらうために、上記症例を参考にしてもらえればと思います。こちらの患者さんは、40代の方で、困って来院されたときの口腔内写真です。自分の20年後と考えてください。2人とも歯の治療のために歯医者にはかかっています。
ただ、それは痛かったり、外れたりして困ったときだけ、歯医者に行き、その部分だけを簡単に治療した結果、こうなってしまいました。
それを当院ですべてキレイに治療をしました。しかし、結構お金と時間がかかっています。皆さんも20年後なら払えるかもしれませんが、できれば治療しないで済むようにしたいですよね。

各年代の平均残存本数

各年代の平均残存本数

当院がお手本にしているモデルがあります、それが北欧式の予防システムです。元々、親しらずを除いた永久歯は28本あります。
歳を重ねるとともにいろんな原因で歯を失います。スウェーデンでは80歳で残る歯の数は22本、日本はそれより10本少ない12本です。22本だと普通はそこまで食べる動作や、見た目、発音に不自由はしないです。しかし、12本では無理なので、インプラントをたくさんするか、取り外し式の入れ歯を入れて、不自由ながらも、どうにか使いこなすという感じになります。

北欧人の歯が残る最大の理由

19歳までにかかりつけ歯科医院にて予防プログラムが構築され、メインテナンスされている。

永久歯が生えそろって、それらが悪くならない若いうちに むし歯リスク歯周病リスク、噛み合わせのリスクを最小限にしている。

スウェーデンでは19歳以下は矯正治療を含めて、すべての歯科医療が無料で受けられます。だから、そのうちに治療はもちろんのこと、むし歯リスク、歯周病リスク、噛み合わせのリスクを検査します。そして、かかりつけ歯科医院で悪くならないように管理する予防プログラムを定期的に受けるのです。 この先手必勝のシステムが功を奏して、むし歯や歯周病になりにくく、歳をとっても、歯が残ることにつながっています。

歯科から始まるドミノ倒し

歯科から始まるドミノ倒し

もっと言うと、むし歯や歯周病、そして、歯が無くなることで起こる咀嚼機能低下からたくさんの内科的疾患になることがわかっています。
歯を守ることで、北欧は健康寿命が延び、高齢時の医療費が少なくなっています。
だから、「歯から守る未来の健康」を歯科予防プログラムからはじめることをお勧めしているのです。

メインテナンス評価・管理事項

1. むし歯の現状 / レントゲン / むし歯確認の基本診査 / ダイアグノカム / 隣接面むし歯を検出 / マイクロスコープ / 直視できれば最も精密

2. 歯周病の現状 / 歯周組織検査 / 歯周病の状態位相差顕微鏡 / 歯周病菌を見る簡易検査

3. 親知らずの評価 / 親知らずの保存と抜歯のリスクを知る

4. 歯みがきの評価 / 歯みがきとむし歯、歯周病の関係

5. 噛み合わせの現状 / アンテリアガイダンスの評価 / 見た目の評価

6. むし歯リスク / 唾液検査 / 食事 / フッ素 / 歯みがきの評価

7. 歯周病リスク / PCR検査 / 真の歯周病リスク検査

これらの7項目を評価して管理します。ただ、一気に全てを診るわけではないです。具体的には2,3回で①~⑤を評価します。
そして、3か月に1度の定期検診をしながら、⑥⑦まで必要であれば調べます。毎回の検診で少しずつ「歯を守るための知識」を勉強してもらいます。
大学、もしくは大学院卒業までを目安に予防の概念を学んでもらって、一応そこで終わりです。もちろん、社会人になってからも、定期検診を続けることをお勧めいたします。以上ですが、大学にいる間だけでも、予防歯科検診に通われてみませんか?