
インプラントの治療期間や
通院回数はどれくらい?
インプラントの治療期間や通院回数は医院や症例によって様々です。
ここでは、インプラント治療において一般的とされている症例であると仮定し、治療期間や通院回数をご紹介します。
インプラントは外科手術を伴う手法です。患者様それぞれの健康状態やお口の状態に留意するために、当院ではカウンセリングや精密検査の時間を十分に設けています。
カウンセリングや診断にかかる期間(通院回数)
- #01
初回無料相談・カウンセリング(通院1回) - 初回の相談は無料です。この段階でのカウンセリングは精密検査前のおおよその診断になります。
所要時間:約30分~1時間 - #02
精密検査(通院1回) - インプラント治療を前向きに検討される方は精密検査を行い、より詳しく診断するための材料をそろえていきます。
所要時間:約1時間 - #03
治療計画説明(通院1回~2回) - 精密検査の結果を患者様にご説明します。何本埋入することになるのか、埋入以外に必要な処置はあるか、治療期間はどれくらいかをお伝えします。治療のご了承をいただけたら承諾書にサインをしていただきます。
所要時間:約30分~1時間
精密検査で虫歯や歯周病の症状が見つかった場合
虫歯や歯周病などで口腔内の状態が悪い時には、インプラント手術を行う前に治療を行うことがあります。お口の健康状態が整ったら手術に移行します。
この場合の通院回数や治療期間は、患者様それぞれのお口の状態によってバラバラです。
外科的手術と術後処置にかかる期間(通院回数)
- 1回法手術の場合
(通院3~5回) - 外科手術を1度行う方法です。インプラントが定着する期間は1.5か月~3か月で、その後外科手術を伴わないアバットメント形成に入ります。術後に抜歯や消毒、経過観察のために数回通院が必要になります。
所要時間:外科手術 約2時間、抜歯や消毒 約30分 - 2回法手術の場合
(通院4~6回) - 外科手術を2度行う方法です。1度目の手術が終わってから3か月~6か月ほど、埋入した土台を安定させる期間をもうける必要があります。その後2度目の外科手術を行います。1回法と同じように、術後に抜歯や消毒、経過観察のために数回通院が必要になります。
所要時間:外科手術 約2時間、抜歯や消毒 約30分
歯周病などで骨の欠損があり、骨造成が必要な場合
歯周病などで、インプラントを埋める部分の骨の高さや厚みが足りない場合、その部分に骨の量を増やす処置が必要になります。
その場合、インプラント手術の前に骨造成の手術が必要になりますので、その分治療期間が長くなることになります。
人工歯の装着や治療完了後のメインテナンスにかかる期間(通院回数)
- #01
人工歯作成のための型取り(通院1回) - 術後の歯茎が安定したら、人工歯部分の型取りを行います。素材や色などの希望があれば事前にお伝えください。
所要時間:約30分~1時間 - #02
人工歯の装着(通院1回) - 出来上がった人工歯を装着します。これでインプラントは完成です。
所要時間:約30分 - #03
メインテナンス(3~6か月に一度の定期的な通院) - インプラントを長持ちさせるために定期的なメインテナンスに通いましょう。インプラント自体は虫歯になりませんが、清潔な状態を保っていなければ「インプラント歯周炎」になってしまいます。
所要時間:約30分